ほれ込んだ「0宣言の家」の魅力を
凝縮して伝える極上のアパート

F様のお父様が所有していた土地にはF様の生家と知人の家1軒が建っていたが、どちらも老朽化し、傾きがひどくなって危険な状態になっていた。そのため、家主から建物を買い戻して2軒とも解体することにし、F様はお父様が大切に守ってきた土地にアパートを建てることを決意。それも、「0宣言の家」仕様のアパートを建てたいと考えたのは、数年前から何度も参加していた澤田氏のセミナーで「0宣言の家」に魅了されていたからだった。「世界的に見ると日本は家に対する考え方が遅れていて、有害と分かっている建材が当たり前のように使われ、公的機関から認可を受けた建材でも危ういものがあるなど、今まで知らなかったことに気づかされました」とF様。アパートを建てることで「0宣言の家」の良さを知ってもらいたいという思いが強かったという。
アパートは1階と2階それぞれ3世帯が入居できるようにし、間取りはワンルームから2LDKまで用意。1階の1世帯については「老後に小さな食堂でもできるように」と店舗の設計にした。現在は設計・施工を担った小田原ハウジングがテナントとして入居している。

12帖のLDKを中心とした、アパートの中で最も広い2LDK。キッチン部分にはテラコッタタイルが敷かれ、ゆとりのある空間を確保。木調の面材が使われたシステムキッチンは一軒家サイズが採用されている

琉球畳を敷いた4.5帖の和室はリビングの延長感覚でも使えるくつろぎの空間。壁の漆喰はほんのりグリーンにし、収納スペースの扉は和モダンなデザインの開き戸にしている

職人の繊細な手仕事が光る「大柄桝つなぎ」の紋様で造作された組子の建具は、大正ロマン風のレトロ感が漂う

廊下までも自然素材による清浄な空気で満たされている

F様の憧れを形にしたアパートの名称は「T&SPartage(パルタージュ)」。パルタージュとはフランス語で「分かち合う」の意味で、「この家の良さを共有したい」というF様の思いが込められている。無垢材と漆喰で構成する「0宣言の家」仕様であることに加え、壁の漆喰は部分的に色や塗り方を変えたほか、芸術作品のようなプロダクトに惚れ込んだ職人に建具の造作を依頼。壁にはキズが付きにくいようにとの配慮とデザイン性の追求から、全室に腰板をがに完随を付けるなど、F様のこだわりが所にちりばめられたアパートが完成した。一軒家サイズのシステムキッチンやバスなど水回りの設備も、住む人のことを考えて使いやすいものを選んだという。単身者向きの1ルームや1LDKでも広く感じられるため、リタイア後の夫婦が暮らすにも適している。「屋内の空気がすがすがしくて、体が喜んでいるような気がします」とF様。収納スペースも、暮らしに必要な物を収めるのにほどよいサイズを用意。本当に必要な物に囲まれ、自炊を心がけてていねいに健やかに暮らしたいという人に最適のアパートといえそうだ。

HOUSE DATA

□敷地面積

00.00㎡(00.00坪)

□延床面積

296.728㎡(89.76坪)

□工期

6カ月

□家族構成

ご夫婦

□構造

木造在来軸組パネル工法

□断熱

[クアトロ断熱]
内断熱(充填):セルローズファイバー
外断熱:ネオポール
遮熱塗り壁材:セレクト・リフレックス
調湿効果内壁:スペイン漆喰

□屋根材

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□外装材

遮熱塗り壁材(セレクト・リフレックス)

□床材

スギ

□内装材

スペイン漆喰

OWNER'S VOICE

何度もプランを練り直し、完成したときには涙が出るほど感動しました。小田原ハウジングさんには心を尽くしてこのアパートをつくっていただき、これ以上ない仕上がりになったと思います。頼りがいのある職人さんたちとの打ち合わせも、私の要望を叶えようと一生懸命に応えてくださり、楽しい時間になりました。ここをきっかけに「0宣言の家」の良さを広く知ってもらい、実感を澤田さんにもフィードバックできればと思います。

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