清々しい空間で趣味を楽しめる
“自分たちの城”で暮らす喜び
安芸郡/H様邸

結婚当初からマイホームを夢見てコツコツ貯金をしていたH様ご夫妻は、消費税アップを前にマイホーム購入を決意。住宅情報誌で小田原ハウジングの自然素材への徹底したこだわりを知り、資料請求やバスツアーへの参加を経て建築を決めた。他社のモデルルームを訪れたこともあったが、建材などのにおいに特に敏感なご主人は、のどの痛みを感じることも多く、小田原ハウジングのモデルハウスとの空気感の違いをはっきり感じ取っていたという。
プランニングで、ご主人は自室に趣味のフィギュアを飾れる場所を確保すること、奥さまは将来を見据えて1階でほぼすべて事足りるような設備配置やスムーズな家事動線の実現を要望。トイレや浴室を少し広くしたり、将来車いすになっても使い勝手が良いように1階はほぼ引き戸にするなどの細かい配慮もプランに反映していった。

開放的な吹き抜けを備えたLDKは広く感じられる。夜は梁に取り付けた照明のみを点灯させ、柔らかい雰囲気を醸し出す

造作洗面台を設置した洗面脱衣室。トイレとともに、床材には水に強いヒノキを採用した

有機栽培で育ったイ草の畳を敷いた和室は、左官の提案で一面のみ漆喰の色を変えて塗装。丸窓はご主人の希望で開口

1階は吹き抜けを備えた開放感あふれるLDKを中心に、イ草の香りで癒やされる和室や水まわり設備が配置され、奥さまが望むスムーズな家事動線を描く間取りに。洗面脱衣室付近に収納スペースをしっかり確保し、利便性も高めた。2階にはウォークインクローゼットを備えた寝室と将来の子ども部屋、そしてご主人念願の自室を構え、趣味を存分に楽しめるようになったことはこの上ない喜びだとか。奥さまは1階の落ち着いた床の色合いや雰囲気もお気に入りで、「ホコリが立ちにくく、床の無垢材の心地よさや生活臭がほとんどしないなど大満足の家になりました。夏は2階の窓を開ければ涼しく、エアコンも来客時にしか使う必要がありません」とのこと。「自分たちの城がようやく完成しました!」と喜びいっぱいのH様大妻は、どの家よりも自分たちの家が一番という満足度の高さを少し感じながら日々暮らしている。
HOUSE DATA
□敷地面積
261.08㎡ (78.98坪)
□延床面積
103.10㎡(31.19坪)
□工期
5カ月
□家族構成
ご夫婦
□構造
木造在来軸組パネル工法
□断熱
[クアトロ断熱]
内断熱(充填):セルローズファイバー
外断熱:ネオポール
遮熱塗り壁材:セレクト・リフレックス
調湿効果内壁:スペイン漆喰
□屋根材
S瓦
□外装材
遮熱塗り壁材(セレクト・リフレックス)
□床材
パイン、ヒノキ
□内装材
スペイン漆喰、ヒノキ
OWNER'S VOICE
家づくりについてはわからないことだらけで、担当の方と一緒に悩みながら家づくりを進めていったので、3人で家をつくりあげたという実感があり、完成したときはとても感動しました。無垢材の心地よさや便利な収納など、家を建てたことのある友人は特にその良さや利便性を実感するようです。職人さんの仕事ぶりもていねいで、階段の踊り場の仕上げや和室の壁の色など細かい部分の提案もありがたかったですね。気持ちの良い家で今後も趣味を存分に楽しみたいです。