家を新築しようと、まずは図書館で関連書籍を読んだY様。
その中にあった澤田氏の著作物で、自然素材やトリプル断熱を取り入れた0宣言の家について知り、『こんな家を建てたい』と、広島エリアで0宣言の家を手がける小田原ハウジングを訪ねた。
お母さまと同居するため、完全二世帯住宅を要望。外観はY様ご夫妻がイギリス旅行で見た重厚なチューダー様式をイメージして本物のレンガを焼いてもらい、1か月以上かけて積み上げた。
特にこだわったのはLDK。親戚やゲストが集まりやすいようにと、32帖もの広さを確保。柱で視界が邪魔されない大空間を実現するため、特別輸入した約10mものベイマツの梁を渡し、強度を保つために合掌造りの構造に。窓や照明器具、そして重厚感漂う家具は、アメリカのシアトルまで足を運び、デザイン性と機能性に優れたものを現地で買い付けたという。