1階はご主人が経営する会社のオフィス、2階は家族の住居部分となっているN様邸。N様ご家族は2017年末に、それまで住んでいたこの敷地で「0宣言の家」に建て替えを行った。
元々「家」が好きで、モデルルームや住宅雑誌を見ることが大好きだったという奥様。実は引っ越し魔でもあり、これまで住んだ家は16軒にもなるという。「0宣言の家」を知ったきっかけは書店で手に取った書籍「神様が宿る家」だった。この本をご夫婦で読破し住宅業界の現状に衝撃を受けたという。その後、同書の著者である澤田升男氏のセミナーに参加をして、これまで住んでいた家がいかに体に悪かったか、どうして16回も引っ越しをしたくなるほど居心地が悪かったのか、納得ができたのだという。「それがわかると澤田先生にお願いすることしか考えられなかったです」と奥様。
初めての打ち合わせで、好きな外観のイメージ画像をご主人が見せたところ、それが澤田氏が建てた家だったことがわかり、互いに縁も感じたという。そんな経緯でN様邸は澤田氏がプロデュースと設計を担当した。
この家に住むまでは、長男の背中には原因不明の湿疹が出ており、長女は喘息気味で一晩中咳が止まらないこともあったが、新居に住み始めてから2人の体質と体調に、徐々に改善がみられたという。
そのためご夫婦は、住環境による体への影響がいかに大きいかを実感。奥様は家ばかりではなく、食事にも気を配り、添加物の少ない食品を選び、水道水も「0宣言の家」が推奨している浄水器「ZERO1フィルター」を取り付けて、塩素を除去しミネラル成分豊富な水にするなど、食の安全性にも配慮。家族の健康を守っている。
「家についての不満はまったくありません」と言い切るご主人。「住居だけでなく日本の学校や保育園も『0宣言の家』になってくれたら、みんなが健やかに暮らせるのに」と奥様もその思いを語ってくれた。