広島市・呉市で注文住宅を建てる工務店《小田原ハウジング》

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CONCEPT

安心をお約束します

「熟練の職人たち」

目に見えないところで「完璧」にこだわる広島・呉の「匠」たち。
熟練した技をいかんなく発揮して、家づくりに寄せる大きな期待や熱い思いに応えている。

-大工- 清水透

 好きな仕事をさせてもらって感謝される。こんなにありがたい仕事はない。

ハンチング帽にデニムシャツがトレードマークというオシャレな大工、清水透さん。
もともと絵を描くことやものづくりが好きで、高校生の頃から「大工になりたい」と思っていた。
しかし、着実なサラリーマンへの道を望む母の意向を汲み、高校卒業後にクレーンの製造会社に勤務。
ところが、22歳の時に母が他界し、希望退職者の募集も重なったことから退職を決意。
大工だった義父の営む工務店に転職し、7年間大工としての修業を積んだ後に独り立ちした。
小田原ハウジングとの出会いはその直後。
「無垢材を中心に使う会社なので、大工として高いレベルの技術が要求される現場です。
今の大工はそうした技術が求められる場面が減ってきましたが、こういう現場だと腕の振るい甲斐がありますね」という清水さんの横顔には、大工としての矜持がにじむ。
完成した家を見た施主から「ありがとう!」と直接声をかけてもらえることが何よりの喜びというが、「自分の好きな仕事をさせてもらえている上に人から感謝されるなんて、こんな素晴らしい仕事はありません。
こちらこそありがたいです」と感謝の気持ちも忘れない。
 確かな仕事ぶりで、現場監督も「困ったことがあれば清水さんに相談しています」と言うほど大黒柱的存在となっているが、それでもまだ自分の思う通りにいかないことも多いとか。
「どこまでも飽きることのない仕事。まだまだ成長できると思います。」清水さんは、今もなお成長途上にある。

金づちや鑿(のみ)、鉋(かんな)など、10年以上使い続けているという大工道具。
どれも手入れが行き届き、熟練大工としての誇りを感じさせる。

-左官- 岡田 昇

 兄の背中を追いかけて左官の道へ、今では現場で頼りにされる存在に。

 左官だった兄に憧れ、他の職業に就くことは最初から考えずに中学卒業と同時に左官の世界へ飛び込んだ岡田昇さん。
兄と一緒に働くことを夢見ながら厳しい修業に耐えて技術を身に付け、晴れて左官として働き始めたが、残念ながら15年前に兄は他界。
兄が経営していた会社を引き継ぎ、今は若い職人3名を抱える。
小田原ハウジングの現場でも、「岡田さんは頼りになる職人」とすっかり重宝がられる存在だ。
 それでも常に謙虚な姿勢で仕事に取り組む岡田さん。
「修業は一生続くもの。これで終わりということはありません。
仕事に使う塗料などの材料も、昔とは変わってきたし、それに対応した塗り方をする必要があります。
小田原さんでもそういった新しい材料が随時使われていくので、とても勉強になります」と、常に向上心を持って知識と技術を磨き続けている。
仕事のやり甲斐を感じるのは、完成した家を見て喜ぶ施主の表情を見た時だとか。
「引き渡し式の時に見られる、お施主さんの心からの笑顔が何よりの喜び。
施工中の現場を見てもらうと、我が家が完成に近づく様子がよく分かるので、お施主さんももっと喜びが増すかもしれませんよ」とのこと。
 そんな岡田さんがめざすのは「生涯現役」。
「ぜひ岡田さんにやってほしい」と指名されるほど、いつまでも現場で頼りにされる存在になりたいそうだ。
「みんなに来るなと言われるまでがんばりたいですね(笑)」。

所有する「こて」は50本以上。施工箇所や塗料の種類により、大きさや厚さの異なるこてを使い分ける。
すり減った握り手に愛用ぶりが表れている

-基礎工事- 滝口 利成

 効率的に仕事を進めるための工夫を考え、社員全員で常にレベル向上をめざす。

基礎工事を中心に、解体工事や外構工事など、建築工事における幅広い仕事を手がける株式会社成城建設の代表取締役、滝口利成さん。
27歳まで父親の会社で基礎工事にかかわる知識と技術を身に付け、その後、自ら会社を立ち上げた。
「以前とは違い、体力勝負で仕事に取り組むだけでは今の若い職人たちはついてきてくれません。
どうすれば効率的により良い仕事をこなすことができるか、常に工夫を考えています」と滝口さん。
道具に頼れるところは頼り、積極的に取り入れるようにしているそうだ。
 工事金額や仕事のスピードなど、求められることは多いが、それらのニーズにしっかり応えながら、図面通りにきっちりとていねいに仕事をすることを心がけている。
「お施主さんから直接喜びの声をいただくのはもちろん、工事を行った家の周囲の方から『いい家じゃね』などと褒めていただけた時もうれしいものです」と滝口さん。
その言葉を、周囲への配慮が分かってもらえた証だととらえているからだ。
工事品質と併せて、こうした仕事への心構えを確かなものにするため、月に一度行われる小田原ハウジングの業者会で研鑽を重ね、挨拶の大切さなど現場で配慮すべきことを再確認。
他の職種の業者とも情報交換を行い、社内でも常にレベル向上を図る努力を忘れない。
「これからも、社員全員でそうした意識を共有し続けていこうと思っています」。

建物を支える基礎をつくりあげる重要な仕事には、図面に基づいた正確性が求められる。
常に着実な仕事で安心して暮らせる家づくりを実践。

小田原ハウジングは、信頼のおける職人達の確かな施工技術によって建てられた家を、自信を持ってお客様にお引渡しします。

小田原ハウジングは、家そのものが本物でなければならないと考えます。
そのためには、品質向上が欠かせません。
受注生産品である我々の木造建築は、住む人の命や健康に直結するものです。
そして、それらを突き詰めていくと、提供する「人」が極めて重要だと考えます。

建築業界は、職人さんに依存している業界です。
どんなにいいプランができても、商品がよくても、それに携わる我々や職人さんの想いが入らなければ、本当にいい家はできません。
その建物に命が吹き込まれるような、そんな想いを持って関係者全てのベクトルをあわせ、最高の現場造りができるよう、仕事を通じ人格を高めることが必要不可欠であると考え、研修や勉強会を実施しています。
安心してお引渡しのできる良い家を創り続けるためには、現状に甘えず、社員や職人がレベルアップしていくことが必要だと考えています。

協力業者会の開催

小田原ハウジングでは、月に1回工程会議、安全品質協議会を開催し、お客様からいただいたご指摘や、それに対する改善策・具体的行動など、それらの進捗状況を確認しあったり、安全管理面や現場美化、施工品質についての報告を行っています。
グループごとにディスカッションを行い、決して強制的に「ああやれ、こうやれ」というものではなく、明日から自らの行動が具体的に変わるような改善案を出し合い、よりよい現場づくりを行うための話し合いをしています。

現場心得 10ヶ条

一、常に気持のよい挨拶に心がける
一、作業の安全に心がけ、危険個所の改善に心がける
一、現場を全員で美しく保ち、常に整理整頓に心がける
一、現場内は禁煙のルールを守る
一、現場内は土足厳禁とし、上履きで作業する
一、チームプレーに徹し、他業種の作業にも気を配る
一、近隣の方々への配慮を心がける
一、プロ意識を守り、責任を持って作業する
一、作業者は名札(指定業者従業員証)をつけるか指定場所に提示する
一、心から喜ばれる家づくりにプライドを持って取り組む

事務所での詳細な打ち合わせ、従業員証の徹底、現場入場業者票の取り付けなど行っています。
工事中の現場では、様々な業者様が出入りします。
小田原ハウジングでは、出入りしている業者様に従業員証を配布し、現場には、その日に来ている業者様がわかるよう掲示しております。