CONCEPT

100%自然素材の家

「無垢の木の家」

小田原ハウジングの床、そして天井は全て無垢の素材を採用しています。
家の中に一歩はいると、暖かな心地よさを感じます。
それは、無垢の木が家族と共に呼吸をするからです。
裸足で暮らすことが一番気持ちよい、そんな住まいを提供しています。

”あたたかみのある、無垢の床材”

小田原ハウジングの家作りに欠かせない素材のひとつ、無垢の床材をご紹介します。
一般の戸建て住宅やマンションで目にする「フローリング」は、
ほとんどが薄い木の皮を接着剤で何枚か貼り合わせた「ベニヤ板」の表面に薄い木の皮を貼って製品化されています。
あなたが特に指定しなければ、通常は何の説明もなく合板フローリングが使われるでしょう。
あなたには、その長所も短所も知らされることもないままに、です。
「選ぶ」のは消費者であるはずなのに、情報がなければ正しい判断はできませんよね。

自然素材の床材は、アメリカやヨーロッパでも家具の材料としても古くから好んで使われ、日本でも家具屋さんのパインやウォールナット材の家具コーナーは特に人気です。
無垢の木の内装に囲まれた部屋で深呼吸してみると、穏やかな木の香りが鼻孔から全身にひろがります。
目をつぶれば、まるで森林浴をしているような・・・。
天然の木には癒し・アロマテラピーのような効果があるんです。
これは、木の香りに含まれる「フィトンチッド」という成分が、抗菌・殺菌・鎮痛などの作用があり、心身をリフレッシュ&リラックスさせる効能があるからです。
言葉で書くと難しいですが、その空間にいれば誰もが感じられると思います。
無垢の木は断熱性に優れており、なんと鉄の約265倍もの断熱効果があります。
真夏に直射日光を浴びた車のボンネットを想像してください。玉子焼きが作れそうなほど熱くなっていますが、木は直射日光浴び続けても、これほど熱くなりませんよね。
そのおかげで、体から熱が奪われないので、冬でも素足でいられるんです。
また、無垢の木には天然の調湿効果があります。木は呼吸しています。
湿気を吸ったり吐いたりするんです。
夏の素足の快適さは、このおかげです。

「無垢の内装材によって得られる喜び」

・毎日、森林浴効果を実感できる
・室内に自然な調湿効果が得られる
・アトピーアレルギーの心配が少ない
・子供の環境にもとても良い
・自宅なのに別荘気分を味わえる

「無垢材の悪いところ」

・温度・湿度の変化で膨張したときは床が反る、乾燥して収縮したときは継目部分に隙間が空く
・パインは柔らかいので、傷がつきやすい
・100%自然素材なので、木目の柄、色が印刷したようには均一ではない
・無垢は合板に比べて通常金額が高い

無垢の素材に関して、お客様から質問されるNO.1は、無垢の床って良いんだけど、子供がまだ小さいので、汚しそう、傷がつきやすいのではないか?と言うのがあります。
しかし傷がつきやすい柔らかい性質は、膝や腰にもやさしく、小さな子供がころんだりしても安心という一面も持っています。
確かに白木なので汚れないと言えばウソになります。
傷や収縮による隙間がひどく気になる方には、無垢材はおすすめできません。
細かなキズは、ペーパーで擦ればキレイになってしまいます。
無垢は削っていても芯まで本物の木ですから、どうしても傷や汚れが気になるようなら、表面をカンナで薄く削って再塗装すれば、新品同様に生まれ変わります。
費用も、合板フローリングの張り替えよりも、ずっとお安くあがりますよ。
やっぱり無垢ってスゴイですよね。
使い込んだ革の小物のように、時を重ねて美しさと愛着が増していくところが無垢材の魅力です。

「合板フローリングを選んで得られるメリット」

・大量に生産できるので価格が安い
・模様が均一で、反りが少ない
・大手のハウスメーカーが使っているという安心感がある

「それと同時に得ることになるデメリット」

・呼吸(調湿)しないので、夏は素足だと汗でベトベトする
・冬は裸足で立っていられないほど冷たい
・湿気や紫外線によって劣化が激しく、ベコベコになってしまう
(建物の寿命の前に張り替えが必要になるでしょう)