ホーム > コンセプト > 塗装で遮熱 CONCEPT 夏は涼しく 冬は暖かい 「塗装で遮熱」 温熱環境にかなり大きな影響を与える太陽光による赤外線や紫外線。一般的な外壁は真夏60℃くらいまで温度があがります。遮熱塗り壁は外壁の温度が30℃程度までしかあがりません。熱だまりの無い快適な温度にはかかせない素材、それがセレクトリフレックスです。 砂漠で産まれた遮熱塗り壁 セレクトリフレックス 日本の住宅の壁は約8割がサイディングを使っているといわれています。それは安価で作業がしやすいためです。サイディング自体の性能はメーカーで差があるものの、どれもサイディング同士の隙間をコーキングで埋める工法です。一般にその寿命は3~5年で硬化して剥がれ、メンテナンスが必要となります。小田原ハウジングが推奨している遮熱塗り壁材『セレクトリフレックス』は、塗るだけで外壁面の太陽熱を反射させ、表面温度を20〜30℃程削減するものです。原理は太陽光線の中で熱源を発生させる赤外線をセラミック粒子等により効率よく反射させます。中空セラミックと高品質な顔料を使用したアクリルエラストマー系仕上げ材で、美観に優れ、壁面温度を上昇させず冷房費を削減します。また耐火性に優れ、ヘアークラックもほとんど入りません。アクリルベースなので接着力も高く耐久性にも優れています。白亜化しないルチル酸化チタンだけを使用し、有効性の高い防カビ剤を配合。過酷な気象条件下でもクリーンな壁面と美しい色を保持します。 《4つの特徴》 ①遮熱効果が高いセレクトリフレックスの遮熱性の高さを調べるために、従来の塗り壁材との温度比較実験をしてみたところ、表面温度は約30℃。従来の塗り壁材が90℃まで温度が上昇したのに対して、セレクトリフレックスは60℃までしか上がりませんでした。 ②柔軟性、透湿性があるこれほど柔軟性がある外壁の建材は、まずお目にかかれません。セレクトリフレックスをラップフィルムに薄く塗り、乾かして剥がすとゴムのようにぐにゃっと曲がる性質があることが分かりました。柔軟性があるということは、割れたり、剝がれ落ちたりしにくいということです。また透湿性があるので、家の中の湿気を外へ排出し、湿気の滞りを許しません。 ③汚れにくいセレクトリフレックスに使われているライムストーンという天然石はアルカリ性です。一般的に多くの外壁が汚れてしまうのは、アクリルなど使われている塗料が酸性のため、汚れを引き寄せてしまうからです。ところがライムストーンはアルカリ性なので、たとえ汚れても雨や風で汚れが落ちる。つまり、素材自身に自浄作用があるのです。 ④防カビ剤が入っていない通常、外壁に使われる塗り壁材には、陽の当たらない環境でも壁を長持ちさせるために防カビ剤が含まれています。セレクトリフレックスには、代わりに安全なホウ酸が入っています。害虫退治にも使われるホウ酸は防火・防虫・防腐のほか、殺菌力に優れ、カビや不朽菌から建物守る働きを持っています。もちろん人体への影響はありません。また、ホウ酸化合物は無機質で揮発性がないので半永久的にこの性能を保ちます。 温度比較実験 ※瓦の下の遮熱シートの反射により、屋根材は熱をもっています。 下地から上塗りまで、職人の手で 小田原ハウジングの家は外壁にサイディングを張ることがありません。日本で一番使用率の高い「張って目地をコーキングして終わり」というラクな材料を使わない替わりに職人の手で下地から上塗りまで手間隙かけて塗ります。一般の方やサイディング派の方から見れば「超面倒くさい」工法を採用しています。小田原ハウジングのマストアイテムは 「自然のものが長持ちする」という観点です。この塗料の骨材にはライムストーンという石灰岩が含まれていて主成分は炭酸カルシウムなのでアルカリ性です。その為、骨材の酸化による変色、色素沈着の心配がありません。海外ではルーブル美術館やヨーロッパの教会などたくさんの歴史的な建築物に使用されています。最大の特徴は、その素材自体が持つ遮熱性です。ライムストーン自身の形状が真空状態になっており、遮熱効果が非常に高くなります。外壁材自体が、 遮熱材としての役割を果たし、赤外線を90%、直射日光を70%カットできるようになりました。外壁材自体の温度があがる事がないので、躯体自身の結露、また、室内への熱だまりも解消された、理想的な外壁材と言えます。 スペイン漆喰 断熱材の肝は窓 塗料で遮熱 クアトロ断熱 壁内結露0の重鎮 ドイツ生まれの高断熱材