製材を核に、乾燥材の製造、集成材の製造、プレカット加工、端材の活用事業まで手がける、
住宅用構造材の総合メーカー「中国木材株式会社」。
呉市に本社を置き、全国14カ所で事業を展開。
本社が擁する製材工場は国内最大級の生産能力を誇り、
ここで生産した木材の二次加工を担う拠点として郷原工場が誕生した。
また、北広島町大朝にある北広島工場では、山から切り出されたスギやヒノキの原木を選別し、製材を行っている。
現在、住宅建築の現場においては、「工期短縮」「高気密・高断熱」「高耐震・高耐久」「健康」などが
重視され、住宅の骨組みとなる構造材はこれらの要求に応える大きな役割を担う。
そうしたニーズに対応するため、中国木材では住宅構造用部材として使われる
乾燥材「ドライ・ビーム」、同じく集成材「ラミナ・ビーム」、
国産スギとベイマツを組み合わせた異樹種集成材「ハイブリッド・ビーム」を製造。
さらに、住宅の設計図を基に、必要な構造材の接合部加工を行う「プレカット」もニーズに応じて対応している。