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CONCEPT

100%自然素材の家

「世界最高峰の防蟻材」

シロアリが空から降ってくる?

一般的に、シロアリ対策とは地中にいるシロアリから土台や柱を守るための物です。
しかし今は違います。アメリカカンザイシロアリという名を聞いたことがあるでしょうか。
輸入した材料や家具と一緒に紛れ込んで、瞬く間に日本全国に広がりました。
特徴は大きく2つ。従来の『湿気を好み』というものではなく、その名のとおり、『乾材』を好むこと。
もう一つが羽蟻なので『空からやってくること』。
建築基準法で定められた『地面から1メートル』という防蟻処理が役に立たない時代になりました。

また、「シロアリ」は体長わずか数ミリの昆虫。主に地下に巣を作って生活をします。
ミツバチやアリと同じように、高度に組織された集団(コロニー)を形成して生活している社会性昆虫です。
シロアリが生きていくには、「湿気」「木材などのエサ」「温度が安定している環境」が必要です。
したがって、水を使用する浴室・台所・洗面所・トイレ、また、風通しが悪く湿気の多い床下等での被害が多くなります。
したがって、床下に防蟻材を散布するのが一般的になっていますが、数年ごとに散布する必要があるため、根本的な防除法にはなりません。

そこで、小田原ハウジングでは、
人に害がなく、なおかつ半永久的に持続する素材をお勧めしています。

世界で実証!有害物質を一切含まない『ホウ酸』

小田原ハウジングでは有効成分に揮発しない無機物「ホウ酸」を採用。
構造材すべてにホウ酸処理を実施し、地中のシロアリだけでなく、
木の中だけで生きるカンザイシロアリの対策もできます。
ホウ素は自然界ではホウ酸やホウ酸塩として存在し、海水や温泉水中に多く含まれています。
また、植物にとって必須微量元素であることから、人間も野菜や果物を食べることで日常的に摂取しているものと同等です。

《ホウ酸塩とは?》
私達の身のまわりのあらゆるところに存在し、植物にとって必須微量元素であることから、人間も野菜や果物を食べることで日常的に摂取しています。
さらに身近な所では、目薬やソフトレンズの保存液に使われていたりします。
腎臓を持たないあらゆる下等生物の場合には、過剰摂取することで細胞レベルでエネルギー代謝ができなくなり、餓死することが分かっています。
代謝という生命の基本プロセスに作用するので、シロアリが抵抗力を獲得することもありません。
また、素早く木材に浸透し害虫や菌による劣化から守り、揮発しないので効果が持続し、空気も汚さないためシックハウスの心配がありません。

シロアリ被害の深刻だったアメリカ・ハワイ州。州条例で木造住宅の木部全てに防蟻処理を義務付けています。
今や木造住宅のほぼ100%をホウ酸で処理しており、現在問題は解決しております。

半永久的な持続性

ホウ酸の素晴らしいところはなんといっても持続性。
「ホウ酸」には、半永久的な持続性があり、メンテナンスも不要です。

防蟻対策の範囲

地面から1メートルまでの範囲は建築基準法で防蟻・防腐処理が義務付けられています。
その範囲を『地下シロアリ対策』部分といい、それより上部分を『カンザイシロアリ対策』といいます。私たちは、建物のいたるところから侵入してくるアメリカカンザイシロアリの対策として外壁面の構造材全てにすべてにホウ酸処理を施しています。

農薬『ネオニコチノイド』

日本で使われている防蟻材のほとんどが農薬系です。
その効き目は4年でなくなり、また、人体への悪い影響も懸念されます。
最近多く使われている農薬系殺虫剤の一種が『ネオニコチノイド』です。
タバコの有害成分ニコチンに似ているのでネオニコチノイド(新しいニコチン物質)という名前がついています。
ミツバチを含む昆虫類、生態系だけでなく、子ども達の健康や発達を脅かす可能性があります。
また、本当に住まい手の健康、環境を考えれば、家の中に大量の薬剤を散布することはできません。

《影響を及ぼす3つのポイント》

ネオニコチノイド系農薬は神経毒性・浸透性・残効性を特徴とします。

・残留性が高い
汚染された食品の内部に浸透し、洗い落とすことはできません。
・日本の食品残留基準の緩さ
農薬としての法規制は1日摂取許容量など規定がありますが、欧米に比べると日本はかなり緩いという事実。汚染された食品の組み合わせによっては1日の摂取許容量を超える可能性も否めません。
・神経伝達物質を狂わす
昆虫の中枢神経に働きかけ、神経の異常興奮や麻痺、死に至らせるとされるネオニコチノイド系農薬。その標的となる重要な神経伝達物質アセチルコリンの受容体は私たち人間にとっても重要な神経伝達物質です

ネオニコチノイドは、昆虫や人の神経系で重要な働きをしているアセチルコリンという物質の正常な働きをかく乱させてしまいます。
アセチルコリンが受容体に結合すると、神経細胞に信号が伝達されます。ネオニコチノイドは、アセチルコリンの結合する受容体に結合して、アセチルコリンがないのに、神経細胞に伝達をしてしまい異常興奮を起こしたり麻痺させたりする物質です。
ネオニコチノイドは、昆虫には毒性が強く、人への影響は少ないと言われています。しかし、昆虫の神経系は哺乳類と基本は似ており、この『アセチルコリン』は人体においても重要な神経伝達物質です。アセチルコリンに作用するネオニコチノイドが人体へ影響を及ぼす可能性は否定できません。

《脅かされる生態系⁉~世界中で起きたミツバチの減少と大量死の謎を解くカギ?~》

世界中でミツバチの大量死や数の減少が報告されています。この現象は、鋒群崩壊症候群、CCDと呼ばれています。現在、アメリカ、カナダ、中南米、インド、中国、日本などにも広がっています。
この現象の原因として・地球温暖化による病害虫の増加・森林伐採による生息地や蜜源花の減少・人間に家畜されたこと
こうした原因のなかで最も直接的な原因とみられているのが、ネオニコチノイド系農薬です。

ヨーロッパ諸国で対策が見られるネオニコチノイド系農薬は、ミツバチだけでなく、その水溶性と残効性で土壌や河川を汚染し、そこに生息する多様な生物にも深刻な影響を与えます。
森林面積が7割を占める日本では、『松枯れ』の原因とされる害虫を駆除する名目で、森林への農薬散布が30年以上も続けられています。こうした農薬散布により、セミや野鳥が姿を消し、生態系に影響が及ぶことが報告されました。
それだけでなく、子ども達が吐き気、頭痛などの体調不良を訴えるとう衝撃の報告もありました。
ネオニコチノイド系農薬は、昆虫や人の神経伝達物質を狂わせます。
特に胎児・小児では低用量でも様々な影響があるという事が確認されています。
昆虫を死に至らせる農薬で、人がしに至ることはありませんが、無害というわけではないのです。
そして現在でも、量産メーカーの床下には、ネオニコチノイド系の防蟻処理剤が大量に散布されています。