ホーム > コンセプト > ハイブリッド剛構造 CONCEPT 災害に強い 揺れに強い 「ハイブリッド工法」 柱と梁、そして土台を組み合わせて造る在来軸組み工法の柔の強さ。面材で箱を作りあげながら造る、面構造の2×4構造の剛の強さ。それぞれに、よい面と不足している面があります。その2つの代表的な工法の柔の強さと 剛の強さを組み合わせたものが、当社が標準採用しているこの『ハイブリッド工法』になります。 地震に強い剛構造。 総無垢材を使用した構造材 小田原ハウジングの造る家の構造は、ベニヤ板や集成材は採用せず、全て無垢の木、そのままを使っています。木は樹種によって木目、色、硬さ、強度、断熱性、調湿性、吸水性、芳香、防腐性、加工し易さ、価格、手入れし易さなど様々な違いがあります。それらの違いを理解して暮らしの中でどのように付き合っていくかを考え、うまく使い分けることで木の家づくりが楽しくなります。春夏の成長の早い部分と秋冬の遅い部分の色の違いが年輪を作ります。製材して板に加工したときに現れる年輪は、同じものが一つとしてない、目に優しい、自然のゆらぎを映し出します。丸太の中央の心材の赤みと辺材の白さ、樹種による色味の違いなど、自然の色彩がハーモニーを奏でます。木が持つ断熱、調湿性や芳香は穏やかに作用して、自然な心地良さを感じさせてくれます。 当社の在来工法は、適材適所で無垢の木を使い分けています。 土台には白蟻に強く腐りにくい無垢のヒバ材。そして柱材には杉、檜の無垢材。梁など横架材には粘りのある松材を使っております。無垢の木は呼吸をしてくれます。そして、少しずつ水分が抜けていき、最も木の強度が強くなったところで安定をします。日本の古来からある、無垢の木を剥き出しで造られた建築物が数百年もっているのは、そのような無垢の木の持つ能力があるからです。「軸組工法と壁工法を合わせた剛構造」木造軸組み工法とは?いわゆる在来工法とよばれるもので日本古来より使われている工法です。神社仏閣や古い建築物は全てこの工法、伝統工法とも呼びます。日本の風土にあった工法として長く引き継がれ発展してきた歴史があります。小田原ハウジングでもこの工法を取り入れています。木造住宅ではこの工法の他にツーバイフォーがありますが、面で支えるそれと比較しても軸組み工法は変化に強いといえます。ツーバイフォー壁工法とは?この工法はアメリカで生まれ、近年、日本に伝わってきました。特長としては土台や梁といった加工が必要ではなく、フレームといった2×4インチ(だからツーバイフォーと呼ぶ)の断面を持つ木材で組まれてゆきます。別名、枠組み壁工法とも呼ばれ、フレームの外側には木製パネルを張ってゆきます。このパネルは揺れを抑制する働きがあるため地震に強いとされ、阪神大震災以降、耐震性を高めるために利用されることも多くなってきました。長所としては構造材の刻みが不要なため工期が短縮される、材料品質が一定、気密性が優れるといった点があげられます。逆に短所としては壁面で構造を作るため設計制限が大きいことがあげられます。サイズがインチのため、メーターモジュールなどの対応は比較的安価で済みます。2つの工法・長所の融合設計制限を受けずリフォームの場合も対応しやすい在来軸組み工法、そして耐震という面では強さがあるツーバイフォー工法、それぞれの特長を生かしたものが小田原ハウジングの工法となっています。まず構造自体は在来軸組工法で行います。土台、柱、梁で組上げしっかりとした木造構造にします。通常の 軸組み工法はそれに筋交いを施工するのですが、小田原ハウジングではツーバイフォーの強さを得るために、この構造材の外側に耐力壁としてパネルを張り詰め、なおかつ必要とされる部分には筋交いを施工します。これで軸組みと壁工法の良さを合わせたことになり、地震に強い家の構造が完成します。 ベタ基礎 ハイブリッド剛構造 基準値を上回る検証 液状化に強い