ホーム > コンセプト > ドイツ生まれの高断熱材 CONCEPT 夏は涼しく 冬は暖かい 「ドイツ生まれの高断熱材」 壁の内部にはセルロースファイバーを隙間無くパンパンに詰め込んでいきます。しかしそれでは、躯体自身を結露や温度差から守る事は出来ません。当社は充填断熱プラス、外張り断熱を標準として採用しています。 外張り断熱〜ドイツ生まれの高断熱材ネオポール〜 小田原ハウジングが使用する外断熱材は、従来の真っ白なEPSボードではなくグレー色したネオポールです。特殊なカーボンを練り込んでいて、それが鏡のように熱線を反射することで、断熱効果を高め建物からの熱の損失を防ぎます。また、地球のオゾン層を破壊するフロンを含まないため環境にもやさしく、あの上海万博にも使用されたというドイツのハイテク技術の断熱材です。もとになっているEPS断熱パネルは南極の昭和基地に採用され、40年後の断熱効果試験でもほとんど劣化が見られなかった優秀な素材です。そのEPSパネルよりも、断熱性能でいうと約1.3倍の性能を持つ、ネオポールを外張り断熱に採用し、躯体そのものを守っています。 断熱パネルにネットを貼って一体化 だから地震にも強い! 外壁材としての仕上げは複数工程におよびます。「ネオポール」の上に、ナノ単位の粒子状の液体を加えた特殊なモルタル(コンクリート)を下塗りし、その上に割れ防止のネットを貼り、全体を一体化させます。耐アルカリ性のネットを使うので、モルタルを用いても溶けることはありません。さらに特殊モルタルをネットが薄く隠れる状態まで塗り、最終仕上げの上塗り(遮熱塗料、「セレクトリフレックス」)を行います。ネオポールの大きな特徴は、自由自在に曲げることが可能だということです。表面にナノ単位の粒子を含むモルタルを薄く塗ることにより、両手で強く曲げても折れる心配がありません。この性質がさらに地震の揺れに強い住宅を生むのです。 《5つの特徴》●割れに強いEPSは断熱に優れ、塗り壁のクラック(ひび割れ)や剥離を防ぎます。また、サイディングは重さがあるので、それを支えるため、サイディング、胴縁、断熱材を構造体まで貫通する長いビスが施工上必要になりますが、EPSの場合、サイディングと違い軽いので自重で垂れないことから必要ありません。その為、建物にも負担がかからず、長期間良い状態を保ち、メンテナンスが楽です。また逆に素材が曲がることを利用し、壁にカーブをつけるなどのデザイン等が容易になりますのでデザインの幅が広がります。● 省エネ効果夏の熱気や冬の冷気が入る前に建物をまるごと外気から遮断する外断熱。建物が外気温に左右されにくく、室内温度がほぼ一定に保たれます。それゆえ冷暖房の省エネルギー化により光熱費を削減できます。● 低コストを実現一般的にオプションになったりと高価なイメージのある通常の外断熱乾式工法に比べ、性能も良く、軽量せ作業効率の高いEPSを使用した外断熱工法により、必要なコストを大幅に削減できます。ビーズ法ポリスチレンフォームは「Expended Poly-Styrene」の頭文字をとって「EPS」と呼ばれており、ドイツで生まれた代表的な発砲プラスチック系の断熱材です。● 結露防止効果EPSは、雨水を通さず空気は通すので、建物の寿命を縮める大きな原因の内部結露を防ぎ、シックハウスの原因となるカビ・ダニの発生する要因を減少させ、柱などの構造も湿気を帯びにくいため、湿気を好むシロアリの住みにくい環境を作り、建物が長持ちします。また、一般的な内断熱在として使われているグラスウールなどのように、湿気により吸水・垂下しないので、断熱性能の経年劣化は少なくてすみます。● 高い安全性パネル自体が燃焼を継続しない性質(自己消火性)を持ちます。構造一体で国土交通省の防火構造30分認定を取得しています。(準耐火45分申請中)またEPS断熱材は、炭化水素系発泡剤を使用して発砲成形される発砲プラスチックです。発泡成形後のEPSは、気泡の内部が空気に置換されて安定します。気泡内部が空気であるため、代替フロンなどを使用する断熱材に比べてオゾン層を破壊せず、地球温暖化係数が小さいとされている発泡剤を使用する、環境保全に配慮した発砲プラスチック断熱材です。 スペイン漆喰 断熱材の肝は窓 塗料で遮熱 クアトロ断熱 壁内結露0の重鎮 ドイツ生まれの高断熱材