建築請負工事の支払いは、不透明かつ業者よりに作意されたものが多いのも事実です。契約金というなでまだ何も出来上がっていないのに7割の支払い。そのような不透明な支払いをすべてクリアにしたのがこの完成保証になります。全棟、例外なくこの完成保証に入ります。
また、通常、住宅を建築中に建築会社が倒産すると、債権者の話し合いが決着するまで長期に渡って工事の再開は難しいでしょう。また、着工金もまず戻ってこないでしょうし、戻ってきてもごくわずかでしょう。住宅完成保証制度とは、業者倒産などにより工事が中断した場合に、発注者の負担を最小限に抑えるため、工事の中断や引継ぎに伴い発生する増嵩工事費用や前払い金の損失の一定の限度額の範囲内で保証金をお支払いするものです。