同じ呼吸する仲間として…

先日 ある本を読んでいて、ふと目が止まった一文がありました。

工業デザイナーの秋岡芳夫さんの著書の一節ですが

戦後すぐのこと、米軍が日本に進駐し、日本住宅を接収占領。そのおり真っ先に彼ら西欧人が

やったことといえば、畳の上に土足であがったことと、建具や柱に、床柱にまでペンキをベタベタ

塗ったこと。

秋岡さんはそれが見るに耐えない我慢ならないことだったと記されていました。

戦後世代の私でもそんな光景を想像すると情けなく思います。

 

秋岡さんの文はこう続きます。

夏には高温多湿、冬には凍りつくような日本の風土に、呼吸作用のある住まいは欠かせないものでしたが

この呼吸している家もアメリカ進駐軍のようにペイントすると窒息して死んでしまうのです。

 

木造住宅は人とともに呼吸をしていて、木の柱や床は生物素材で肌のあう仲間同士。

ペンキを塗られた木がなんとも可哀想に情けなく思われた

秋岡さんの気持ちにとても共感しました。

 

さて、話は平成の今に飛びますが、

木に優しくて、人にも優しくて

木の呼吸を妨げない塗料があればいいと思いませんか?

小田原ハウジングのショールームでは

床材やドア、梁など多くの木材にリボスというドイツメーカーの自然塗料を使用しています。

bnr_top_maincompany_photo

 

リボス社は1972年、数人の博士達(全員女性)が、「温故知新」を哲学として、自然・人・地球に優しい 「自然塗料」の研究をはじめてスタートした会社です。

リボス社では自然健康塗料を創るにあたり、天然蜜蝋や亜麻仁油などを主成分とし

シュタイナー教育で有名なルドルフ・シュタイナー博士

『自然界にある色彩の中でcompany03暮らすことにより、人々の意識や感性は豊かになる』の教えに影響を受け、天然鉱物や植物色素から自然界の様々な色彩を生み出しているそうです。

 

l3

 

 

さらにリボス社のオイルの主成分でもある亜麻仁油は近隣農家の方々と契約し、有機栽培で作られたものだそうです。
また亜麻仁は一般的には80℃程度の高温で抽出されますが、リボス社では40℃の低温で時間をかけて抽出することにより、ビタミンA・Eが壊されずに残り食品レベルの安全性をも保っているとのこと。

食べられるくらいの安全品質ってすごいですね。

 

というわけでショールームの木々たちは

素肌にルップクリームを塗ったくらいの風情で

今日も元気です

同じ呼吸をする仲間として木に寄り添い、守ってもらっているなと

思います。

K・T

 

 

Scroll Up