毎朝30分歩きで通勤してます、有田です。
暑い日々が続いており、エアコンを常につけている方も多いのではないでしょうか?
外が暑いとエアコンの効きも良くありませんよね。
ですがうちではクアトロ断熱を採用しているため、涼しい空間を保つことができます。
ではなぜ保つことができるのか、クアトロ断熱とは何かについてご紹介します。
まずクアトロ断熱を知るためには従来の断熱構造を知って頂く必要があります。

従来の断熱構造は大まかに示すと図のようになります。
まず外壁ですが、大体サイディングと言う建材を使用していますが、この建材はすごく蓄熱をしやすく、夏場の午後2時くらいには60度近くの温度になってしまいます。
クーラーをガンガンにつけていたとしても、これでは家の中が蒸し焼き状態になってしまいます。
また室内の気温と外壁の温度の差があると、壁内部に結露が発生してしまいます。
断熱材として有名なグラスウールは実は水気にとても弱いのです。
そのため結露によってグラスウールが濡れてしまうと、断熱材そのものが縮んでしまい性能が大きく下がってしまいます。
最後にビニールクロスは、実は静電気を発生させやすく、そこからホコリが生まれてくるのです。
エアコンのフィルターにホコリがたまってしまうとそれだけで性能が下がってしまいます。エアコンの性能が下がると効きも悪くなってしまいますよね。

次にクアトロ断熱の性能について紹介いたします。
まず外壁に使用しているのは、反射塗り壁材「セレクトリフレックス」を使用しています。
反射塗り壁材は遮熱することで受け取る熱を大幅カットできるものになります。
受け取る熱が少ない為、外壁自体も真夏の日でも42度ほどのため、中が蒸されることはありません。
次に外断熱材のネオポールですが、あの南極昭和基地にも使われるほど断熱性が優れています。
ネオポールには特殊なカーボンが使用されており、それらが鏡のように熱を反射するため遮熱性を持ち合わせています。
断熱性の性能を正しく発揮するためには、隙間なく敷き詰めることが重要です。内断熱材のセルロースファイバーは細かい断熱材を詰めてるため万遍なく敷き詰めることができ、気密性が高い物となっています。
また無機質系断熱材のセルロースファイバーは木質繊維ですが、吸放湿するので耐湿性に優れています。
最後に内壁の漆喰ですが、ホコリがほとんどたまりません。
漆喰の成分の炭酸カルシウムは静電気を溜めない安定した物質といわれており、そのため、ホコリが付きにくいので、エアコンなどのフィルターにホコリが溜まりにくくなっています。
クアトロ断熱だとエアコンの効きがよくなる理由を紹介してみましたがいかがでしょうか?
クアトロ断熱の性能を少しでも知って頂けたら幸いです。