燃えない木質繊維系断熱材

こんにちは、有田です。

前回、ホウ酸による防蟻効果について紹介しました。

なので今回は、ホウ酸つながりで、ホウ酸を含んだ断熱材であるセルローズファイバーについてお話したいと思います。

五月に入り雨が多い季節となり、皆さんはどうお過ごしですか?

私は雨で寒かったり、暖かな春の陽気だったりする天気に、家の中の湿気や温度の調整が難しく感じています。

室内は適温であるのに、廊下だけ寒いや部屋を出た瞬間に湿気を感じる。

そんな悩みを解決できるのが断熱材「セルローズファイバー」です。

セルローズファイバーは天然繊維でできた断熱材の一つです。

自然素材を使用していることで吸放湿性が高く、

壁内部や室内の結露やカビが発生しにくい適度な湿度に保つことができるのです。

らたシロアリ対策でもお話ししたように、セルローズファイバーに含まれているホウ酸がシロアリなどを寄せ付けません。

また天然素材ですので地球や人に優しいエコロジー資源です!

天然素材であるから燃えるのでは?と考えることもありません。

ホウ酸はBOзが燃焼時に発生して、このBOзが燃焼物質を覆うため、酸素や熱を遮断することで燃えないのです。

断熱材の中でも極めて高い防火性能があるのです。

次にセルローズファイバーは防音性も高いのです!

これは隙間なしの施工を行うことができるからです。

実は断熱材は高性能であってもどんなに分厚くしても、隙間ができてしまいます。

音は空気の振動で伝わりますので、隙間があると音が聞こえてしまうのです。

しかしセルローズファイバーは隙間なしに詰めることで高い防音性を誇ることができるのです。

またこの隙間なし施工は断熱効果を最大限発揮することができるのです!

この高い断熱効果により夏は涼しく、冬は暖かい家を実現ことができます。

セルローズファイバーについて紹介しました。

少しでも良さを伝えれたら幸いです!

もしお家を検討される際はセルローズファイバーの凄さを知って欲しいです!

有田