漆喰の家は掃除いらず!?

今年花粉症の辛さを初めて体感した中嶋です🤦‍♂️

私は鹿児島の肝付町というど田舎で育ちました。大自然の中、花粉と火山灰は友だちだと思っていたのですが、勘違いだったようです🤣

目はかゆく、鼻水は止まらず、肌も痛い😫

バランスの良い食事・適度な運動・良い睡眠を意識して行動し、免疫力を上げていこうと決心しました❤️‍🔥

 

今年のスギ花粉の飛散量は例年と比較し驚異的な数字になっていますね!

私の成長グラフもこのようにグングン伸ばしていきます!📈✨

話がそれてすみません🙇‍♂️本題に入ります!

今回はタイトルにあるように、なぜ『漆喰の家は掃除いらず!?』となるのかご説明させていただきます。

みなさん家の掃除をしないといけない!と思うのはどんなときですか?

様々なシチュエーションがあると思いますが、その中で『ホコリ』がいたるところに溜まっている

こんな状況だと掃除がしたいですよね😥

綿ホコリ1gの中には平均30種類のウイルスと1000匹のダニが生息していると言われています。

これらが食べ物に付着すると食中毒を引き起こし、肺や気管に入った場合、アレルギーや様々な病気を引き起こします。

ホコリは本来1/1000㎜(1ミクロン)という目に見えない大きさなのですが、ある現象により目に見える大きさまで肥大化します。

その現象とは『静電気』です⚡

冬場ドアノブに触れたときにパチっとなる嫌なやつですね😫私は静電気恐怖症で毎回ビビりながらドアノブを触りますw

静電気が起きるメカニズムは次のとおり

①~③の図解は、みなさん小学生のころやったであろう下敷きで髪の毛をこすった状態をイメージしてください😊

プラスの電気(電荷)を帯びやすい物質(髪の毛)とマイナスの電気(電荷)を帯びやすい物質(下敷き)がこすり合わされると、

それぞれ『プラス』と『マイナス』に帯電(静電気)します。物質はプラス・マイナスのバランスを保とうとするとするので

『プラスに帯電』した状態で『マイナスに帯電』しているドアノブに触れると電気が移動し(放電)パチっとなります😫

これが静電気の仕組みです。

静電気は以下の図のように位置が離れているものほど、静電気(摩擦電気)が起きやすくなります。

 

物質の性質や種類によって、+(プラス)に帯電しやすいか、−(マイナス)に帯電しやすいかが異なります。人間の身体は、帯電列を見てみると、+側に寄っています。反対に、部屋の壁の仕上げによく使われるビニールクロスの元となる塩化ビニルは、−側に大きく寄っているので、人間の身体と塩化ビニルの壁の間では、とても大きな静電気が発生しやすい状態になっていると言えます😮

朝一で拭き掃除をしたのに、夕方にはもうホコリがついてる😫

そんな経験ないですか?その原因は次のとおり

部屋の中に舞っているホコリや汚れは、実は静電気によって壁に吸着されてしまいます。壁・床・家具などに帯電しやすい素材が使われていると、部屋の全体にホコリが引き寄せられ、壁や床や家具にはホコリがたくさん付着しているということになります。人や空気の動きで壁に付着していたホコリが落ちるので朝一で床を拭いたとしても、夕方にはまたホコリが落ちてしまうということです😥

帯電しやすいものの列を見てわかるように、木や紙などの自然素材は静電気を起こしにくい性質を持っており、漆喰の主成分である『消石灰』も静電気を起こしにくい成分になっています!

ホコリの舞い方・たまり方は通常のビニールクロスの部屋と、自然素材で作られた部屋で比較すると驚くほどの差があります!

結論『漆喰は静電気が帯びにくい=ホコリがたまりにくい=掃除の手間が少なくて済む✨

ということです!

掃除が全くいらなくなるわけではありませんが、ビニールクロスの家と比較すると掃除の手間は雲泥の差になると思います!

漆喰には、『静電気を帯びにくい』以外にも様々な特性があるので、また次回以降お話しさせていただきます!

宅建の勉強も頑張ります!!!

中 嶋