エアコンは100Vと200Vどっちがお得?

今日も雪のちらつく広島市内。暖房費が悩ましい季節になりましたね。

昨日、友人と暖房どうしてる?の話になりまして、標高の高い一軒家同士で「何が得なんかね~?」と話したところ

「結局石油ストーブ。」という結論に至ったわけですが。

忙しく便利に慣れた現代人にとっては、「石油を買いに行き、継ぎ足し、時々換気をおこなう」がとても面倒くさいので、

結局オール電化のお宅では、「エアコンメイン、+局所暖房にパネルヒーター、本当に寒い場所の人は夜間蓄熱式暖房機」

ガス併用の家では「ガスファンヒーターかガスストーブメイン」となるわけです。

もちろん「薪ストーブやペレットストーブ」の選択肢もありますが、これは趣味の領域なので今回は置いておきます。

0宣言大きな吹抜29坪の私の家で光熱費がピークになるのは冬休みで在宅時間の多い12月と1月。冬はリビングのガスファンヒーター1台とホットカーペットの暖房で、ガス24000円+電気8000円くらいです。

(今朝上の息子はTシャツとパンツ1丁でウロウロしていましたのでわりとあっためてあります。19℃でした)

エアコンとガスファンヒータ、どっちが得かね?といいつつ、私は5秒で温風が出るガスが大好きなので毎年試さずに冬が終わります。

エアコンの方は、ランニングコストのみでいけば断然200V がお得。そして、頻繁に切ったりつけたりしないことが光熱費節約のポイントだといいます。

電気工事士の資格を持つ友人によると、エアコンのタスク完了(部屋が設定温度に達する)までの時間にかかる電力は平常時の約6倍のため、半分の時間で完了する200Vのほうが電気の消費量は少ないはず。そして切ったり消したりすると初期電力を頻繁に使うから、短時間ならつけっぱなしの方が電力消費が少ない。というわけです。V(ボルト)は電圧の単位で、200Vは100Vの倍の圧力でパワフルに電気を押し出すため、一定のタスクを100Vの半分の時間で完了するそう。

家電量販店で店員さんに聞いても似たようなことを言っていましたが、同じ10畳用の100Vと200Vの年間電気代を見ると同じになっていたので、どうやら一概には言えないようです。結局、使い方による。といったところでしょうか。

ただ、「部屋が設定温度に達する」までの時間も、その温度を維持する時間も、結局、家自体の断熱性能によって差が出ます。

家の断熱が良くないと熱が逃げてしまい暖房に電力がかかるから、環境省が補助金を出してまで既存住宅の断熱性能UPに取り組んでいるわけです。

光熱費を安くしたいなら、家の断熱性能を上げること!今日の結論はこれでした。