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年末は更地の宅地にご注意

固定資産税のことです。

今年もはや残り2か月半、この時期になると気を遣うのが、「更地で年を越さないように工事を行う」ということ。

固定資産税は毎年1月1日時点の登記上の所有者が支払うのですが、課税対象の内容としては登記上の地目や状況ではなく現況の利用状況をもとにして課税されるため、

建て替え時には前の建物を解体した後、基礎なら根切工事(土を掘るところ)までやっていないと、更地とみなされて200㎡以下の土地なら建て替え前の6倍、それ以上の大きな土地なら3倍の固定資産税が課されてしまうことがあるのです…

さすが市町村税、芸が細かい…(ちゃんと見て歩いてる)

山林を切り開いて資材置き場に変えて使っていたら次の年から登記上は何も手続きしていないのに雑種地扱いになって宅地並みの固定資産税が来てビックリ、などの事象が起きるのもこのためです。

今から家を建て替える方、

とりあえず土地だけ自己資金で買えるから買って、のんびり工務店を探そうか~という方、

忘れたころの4~5月頃、わりと目玉の飛び出る額の固定資産税の納税通知書が届きますのでご注意を。