丸太柱プレカットと煙突製作

本日、7/7に江田島町にてH様邸の上棟です。

上棟の前段取りとしまして、吉田大工さんに丸太柱のプレカットと煙突の下地製作をやって頂きましたので、ご報告します。

まず丸太柱プレカット

中国木材株式会社の郷原プレカットにて。プレカット加工機で加工できない作業で、こちらの大工さんでの加工を依頼されました。手加工レベルが高く時間がかかってしまう仕事はプレカット屋さんが対応出来ない場合があります。

初日の数時間、墨出し作業しか立ち会っていませんが、相変わらずさくさくと丁寧な仕事で進めて下さいました。

「差し金ってそんなに曲げて使っていいんですか?!」と私がつっこむと、「これはね、(柔)っていう差し金なんだよ」と諭されました。こういう使い方をするための道具!職人さんの道具の知恵や歴史には頭が下がります。

次は煙突の下地製作です。

炎天下の江田島町の現場にて作業です。以前、会社の倉庫で同じように煙突下地を作った事があるのですが、大人二人で動かせないほど重たくなってしまい、ユニック車を頼んだ苦い経験を思い出しましたので。

施工要領通り、内部に断熱材を仕込みます。

上の箱までが屋根の上に乗っかって、下の伸びている部分を勾配天井まで伸ばします。

最後に内部の熱を受ける部分に12mmのケイカル板を貼って。

完成です!

上棟時にレッカーで吊り上げて屋根にセットします。

位置決めもプレカットに指示してやってもらっているので、バッチリはまるかドキドキです。

中越