広島市・呉市で注文住宅を建てる工務店《小田原ハウジング》

ホーム > ブログ一覧 > モデルハウスを持たないということ

モデルハウスを持たないということ

2か月ほど前から見学会・引き渡し・地鎮祭のラッシュで大忙しでした。

今度は設計お申込みのラッシュで、本当にありがたいことです。

さて、本題ですが、小田原ハウジングは現在、モデルハウスを持っていません。

これは8年前まで小田原ハウジングのモデルハウスだった建物です。築十数年経った現在は、購入してくださった方がお住まいのため、非公開となっています。

モデルハウスがあったころは、宿泊体験もさせていただいていました。

またやりたいな。と思うのは山々なのですが、じつはこのモデルハウス、維持に経費がかかるのです。

税金はもちろん毎月の光熱費、あとはここのお世話をする人件費が一番大きな負担となります。

展示場のなかならなおさら、常駐の人員、毎月展示場に払うお金、建築費のうえ、さらに、契約が切れたら解体して更地にして返さねばならないという莫大な経費のかかりっぷり。

そのような経費があるならば、お客様に還元したい思いがあります。

そこで弊社では、実際に弊社で建築してくださったお客様のお宅をお借りして完成後お引渡し前に見学会をしたり、実際お住まいのお宅にお邪魔して見せていただくという形でモデルハウスのかわりをしています。

日時は限定的になりますが、「魅せる」ためにつくったものでなく、「実際に住む」ことを目的として建てられた家なので、とても参考になると大好評です。

そうして建ててくださったお客様は、また、「自分たちも見せてもらって参考になったから」と、完成見学会にお家を提供してくださいます。

こうして、モデルハウスがなくても順調に営業を続けてはや8年。すっかりこのスタイルに慣れてしまいました。なんてコスパがいいのでしょう。

無駄な経費を使ってないので、お値段以上のものがご提供できていることは間違いないと思います。

営業車をはじめいろいろと質素なので、ぱっと見は頼りなく見えるかもしれませんが、皆がそれぞれに、思いを持って働いている会社です。一生もののお買い物ですから、人と、家をしっかりよく見て選んでくださいね。