本物の健康住宅を造る為には、断熱や水・電気など、様々なものに細かく配慮し設計、建築する必要があります。
その中でやはり一番重要になってくるのが室内の空気かと思います。
人が一生のうち、体内に取り込む物質で一番多いのが「空気」です。
飲食物がわずか15%ほどに対して、室内の空気はなんと60%にもなります。
家族が健康に暮らすために、飲み物や食べ物は選ぶ事ができますが、空気はそうはいきません。
私達、小田原ハウジングではお引渡しの前に全棟VOC(化学物質)測定を行い、その測定結果をお客様にデータとしてお渡ししています。
これは完成した住宅の室内に、有機溶剤や接着剤などがどれくらい揮発しているのかを調べ、その結果を提出する。本来見えることのできない室内環境を見える化し、安心をより正確に伝えているという事です。
「健康住宅・広島」などとインターネットを検索すると大量の住宅メーカーや工務店がヒットします。
ですが残念ながら他社や量産メーカーでこのVOC検査を全棟おこなっているところはほぼないそうです。
会社や営業マンがうたっている健康住宅の「健康」に根拠がないのです。
健康住宅とうたうのであれば、そのデータを見せるべきです。
また、室内空気の重要性は大人より子供のほうが高いとされます。なぜなら室内に揮発した化学物質のうち空気よりも重たい物質は床面近くに滞留します。
室内の空気に配慮されていない住宅を選んだ場合、床面付近で生活の大半を過ごす小さな子供は、建材や接着剤などから揮発した有害な化学物質を大人よりも多く吸い込んでしまうのです。
住宅を検討する際、デザインや性能以上に、室内の空気をより重要視していただきたいと思います。
私達、小田原ハウジングはこの「空気」に自信があります。
根拠ある濃度数値で有害物質からご家族を守ることをお約束し、清涼感のある空間をお届けします。
小田原 亮介