小田原ハウジングの建てる、0宣言の家で使用する内壁の材料はスペイン漆喰です。
漆喰とは、消石灰を主成分とする塗り壁材全般を指す言葉で、種類は多くあり、成分も仕上げ方もさまざまです。
0宣言の家で使用するスペイン漆喰は、消石灰・石灰粉・木質繊維・無機顔料・自然由来のポリマー活性剤でできており、100%自然素材です。
もちろん人体に有害な物質は発生しませんし、
優れた調湿性能を持ち、室内の湿度をコントロールして快適な空気をつくります。結露やカビの発生も防ぎます。
生活臭を吸着し、脱臭する効果もあり、
そのうえ表面のアルカリ度が高く、抗菌効果があるのでウイルスやカビも表面では生きられません。
アルカリ性が強いことで、酸性の汚れを寄せ付けませんし、静電気をおびないのでほこりもつきにくいです。
さらに多孔質で空気の層を含むため、保温効果があり、断熱構造の一部でもあります。
消石灰を焼成してつくられたこの漆喰は、100年の歳月をかけて二酸化炭素を吸い込み再石灰化を続け、最後には地球に還る、サステイナブルな建材なのです。
主婦的には、クロスと違って、年月が経って、はり替えなくても古びてこない、そして、多少の汚れや傷なら自分で補修ができるというメンテナンス性の高さもポイントが高いところです。

次回は、こんなすばらしいスペイン漆喰の、意匠性についてお伝えします!
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