
竹原市のリフォーム現場には、今日もにゃんこが集まってきています。
清水棟梁がにぼしをあげるので、すっかりなついています。

のみを研ぐ棟梁
わざわざ京都で買ってきたいい砥石だそう。当たっただけで髪の毛が切れるほどの切れ味に驚きます。
出刃包丁を100円均一の砥石で研いでいると言ったら、砥石はいいの使わんとダメよと言われました。

カンナの具合をみている様子もかっこいい、清水棟梁でした。

棟梁が苦心して貼ってくれた勾配天井。
もともと天井裏に隠れていた既存の梁と、新設した梁が混在しているのは、リフォームならではの風景です。
既存梁の年月を経て大きく表面割れした部分も、あじわいがあり素敵です。

今ではめったにお目にかからなくなった土壁がまだ少し見えています。
このお家は施主様N様のご実家なのですが、もとは大きな農家の家で、このたびはその一部、メインの居住空間となる部分を改装して、より居心地のよい空間をつくるリフォーム工事です。
お引渡しは12月予定。皆がお正月に帰るのが、楽しみになるような家になりますように!