このたび小田原ハウジングでは木工所を開設しました。
これまでは、同じ呉のにいはら木工さんに発注していた家具が、自社でおつくりできるようになります。

無垢の木の家具の良さは、経年変化です。
昨今、インテリアも「ヴィンテージ」「インダストリアル」などの、年月を経たものの風合いを愉しむようなものが流行っていますが、
量販店で買えるものはあくまでヴィンテージ風に加工されたもの。ほんものではありません。
本物のヴィンテージ家具とは、つくられてから20年、30年と実際に使用され、使われる過程で日に焼けたり、傷がついたり、塗料を塗り直されるなどの手入れを経て風合いのでたものをいいます。
しかしほんもののヴィンテージ家具は、手に入りにくく、においや汚れのある場合も多い。
それなら無垢の家具をオーダーして、自分でヴィンテージの家具をつくりませんか?
量販店のものに比べれば少々値は張りますが、合板やメラミンなどのシート貼りのものには出せない風合いと、耐久性があります。

たとえばこの広島officeにあるけやきの一枚板テーブル。これはもう10年くらい前に、にいはらさんに作っていただいたものですが、一旦レストランに置かれて食事の油やコップの輪ジミだらけになっていたのを、ひきとって天板をみがきなおし、再度塗装しなおしました。
乾燥してひび割れていますが、そこがまた、いいなと思っています。
木目がとても美しいです。
一度ぼろぼろになっていたところを見ているので、きれいになってもどってくれて更にいいなと思うようになりました。
このテーブルはきっと、こうやってずっと小田原ハウジングで大切に使われ続けていくのでしょう。
このテーブルと同期につくられたもののなかで、ご縁あってお客様の家に行ったものはこちら

今もY様邸で活躍しているはず。
小さいものも作ります。

こちらはキッズ用のテーブル、いす、おもちゃ箱です。
家具のみのご相談も承ります。お気軽にお見積りをお申し付け下さいませ。