たくさんの展示場をまわって、勉強熱心なお客様ほど、気にされる値です。
UA値とは、 外皮平均熱還流率のことで、床、壁、天井や開口部の各部位から熱の逃げる量を計算し、それを合計したものを外皮面積で割って平均した値です。
つまり、家の外部に面している場所からどのくらいの熱が逃げているかを示す値なので、数値が小さければ小さいほど断熱性能がよいということになります。
0宣言の家のUA値=0.5W/㎡K前後と、次世代省エネ基準(0.87以下)を軽くクリアしています。
(W/㎡Kは、ワットパー平方メートルケルビン と読むそうです!何回聞いても覚えられない!)
C値とは、住宅における相当隙間面積のことです。建物全体にある隙間の面積を延床面積で割った値で、建物の気密性能を示す値です。
つまり床面積が100㎡の家で、C値=1.0の場合は、建物全体で10㎝×10㎝の隙間があるよ、ということを示しています。
(小学4年生の時に早さと距離でつまづいて以来算数を投げてしまった私としては考えたくない計算なので、上記の説明のみ丸覚えしました)
これらの数値は、家の性能を示すものとして一般的に用いられていて、この数値が小さいほど良い家だ、という指標になっているものです。
しかしこれらの値は同じメーカーで家を建てたとしても、設計や施工により誤差が生じるものです。
例えば窓部分と壁部分では、UA値にかなりの差があります。窓の大きい家と、小さい家では全体のUA値に差が生じます。
C値は、実は0宣言の家ではあまり重要視していません。C値を上げて気密性をよくするためには、気密シートや気密テープを用いてビニールで家を包む必要があります。そこが0宣言の家の、「いい家は、調湿する家、呼吸する家」というコンセプトに反しているからです。
たとえば、ビニール袋のなかに手を入れて、輪ゴムでしばっておいたら、袋の中は水蒸気でくもってきますよね。
生き物は、そこにいるだけで水蒸気を発します。煮炊きをすればなおさら。人が生活している家の中では常に、湿気が発生しています。
その家を、ビニールでくるんでしまおうとするのはなぜでしょう?
気密性が高いと、24時間換気やエアコンなど空調設備の効率がよくなるから!
それはそのとおりです。
でも、そこに疑問を感じませんか?機械を使って換気する前提で話が進んでいませんか?
0宣言の家では、24時間換気は必要ありません。エアコンをなるべく使いたくない、という方に、選ばれている家です。
長くなってきたので、詳しくお知りになりたい方は0120-927-793 湯村までお問い合わせください。