家族の健康を願い 行き着いた「0宣言の家」
1階はご主人が経営する会社で、2階は家族の住居部分。N様はそれまで住んでいたこの敷地で建替えを行った。
元々家が好きで、モデルルームや住宅雑誌を見ることが大好きだったという奥様。引越し好きでもあり、これまで住んだ家は16軒にもなる。自然素材やクアトロ断熱を取り入れた「0宣言の家」を知ったきっかけは本屋で手に取った「神様が宿る家」という本。本を読み、セミナーに参加して強く共感し、小田原ハウジングに依頼。初めての打合せで、好きな外観のイメージ画像をご主人が見せたところ、それが著者の澤田升男氏が建てた家だったことがわかり、縁も感じたという。
2階の居住空間は夫婦の寝室とクローゼットを中心に回遊できる間取り。ご主人の仕事を手伝い、育児に多忙な奥様の家事動線を考えた設計だ。
N様邸のある地域は高台にあるため冬の冷たい風が強く、気温も低い。そのためより高機能なクアトロ断熱を採用。壁はスペイン漆喰で、床は愛工房のヒノキを選んだ。入居したのが年末でひと冬を過ごしたばかりのN様。リビングにストーブを1つ置いただけで家中が暖かだったそう。「夕方ストーブをつけて、夜23時くらいに消して寝ます。翌朝5時半に起きたら室温がまだ20度ありました。この断熱性の良さにはびっくりしています」と奥様。子供達のアレルギーも改善したこともあり、夫婦ともこの家の心地良さに満足の様子だ。
リビングは小上がり風の和室。食事も家族の団らんもこの畳の上。「キッチンに立った時、子ども達が遊んでいる様子が分かるのがありがたいです」と奥様。