冬がやってきましたね。
0宣言の家である我が家でも、そろそろファンヒーターを出さねばと思い出しました。
冬になると、「吹き抜けは寒い」「リビング階段は寒い」という声をよく聞きます。
たしかに、空間が大きければ大きいほど暖房効率は落ちます。
しかし、その分、家の中での温度差が少なくなります。リビングだけあったかくても、廊下が寒い!2階が寒い!が軽減されるという良さがあります。
吹き抜けやリビング階段を採用するときは、空間がどこからどこまでつながっているか、をよく考えてみましょう。
ちなみに、吹き抜けの家でエアコンを買うときは、電気屋さんでは部屋の広さの1.3倍の能力のものを薦められるようです。
0宣言の家での暖房は、何がおすすめかと聞かれますが、エアコンでも、ガスファンヒーター、石油ストーブ、オイルヒーター、何でも良いです。
もし外壁がサイディングで断熱材がグラスウールで、気密シートを巻いた高気密のお家だったら、エアコンがおすすめです。
ガスや石油は燃焼するとき水蒸気が出るので、室内の湿度が上がり、壁内結露が発生しやすくなります。
0宣言の家は、壁が水蒸気を通し、壁内に溜めず外に逃がすので、室内を加湿しても壁内結露の心配はありません。
12月は見学会が週末連続3回あります。0宣言の家の心地よさ、暖かさを感じにお越し下さい。
限られたスペースを暮らしやすく活かすヒントが欲しい方へ…12/3・4土日 安佐南区西原にて 安佐南区の好立地に建つ、安心して住み続けられる家 完成見学会
薪ストーブに憧れている方へ… 12/9・10土日 安芸郡海田町三迫にて、炉のある家 完成見学会
床があったかいって幸せ!… 12/17・18土日 南区皆実町にて、ガスの床暖房に、無垢の床を実現した暖かい家 完成見学会(予約制)
家を建てる上で、予算が青天井ならば、何かを諦めたり、優先順位をつけることはありませんが、
そうでない限り、
家の間取りや仕様を決めていくときには、ご家族それぞれの思いが有ります。
高いけれど、主人の長年の夢だったから薪ストーブは採用。でもその分クローゼットのドアをロールスクリーンにして奥さんの希望のホーローのキッチンを木製にし、鋳物の浴槽もFRPにし、奥さんが譲歩する形で金額を調整した。
とか、
どうしてもスキップフロアのある家に住んでみたい。その分施工面積が増えてお金がかかるので、庭の工事は駐車スペースの整備と最低限ブロックだけにして、あとは自分達で芝を貼ったり木を植えたり、住みながらゆっくりやることにした。
とか、
他のメーカーで建てればもっと大きな家が建てられたかもしれないけれど、子供も自分もアレルギーがあるので、体に害が無く安心して住める家にしたかった。見学会に行ったとき、子供が気持ちよさそうにして帰りたがらなかったから決めた!
とか、
ご家族それぞれに、考え方があり、ストーリーがあるので、
見学会ではその家の施主様がどんな考えでその土地を選び、0宣言の家を選び、何を優先して何を諦めその家を作ったか、そんなストーリーも想像しながら見てみると、なんとなく見るよりいっそう面白いかもしれません。
おまけ
吹き抜けの新しい使い方 干し柿を干す。(外より空気がいいし虫がいないから)
主人はこれを見て、「たまねぎは干すなよ」と言いました。
最近感動したもの
頂き物の、新米と手作りのゆず茶のおいしさ!