おはようございます。湯村です。
久々に、紙おむつを洗濯してしまいました…
ポケットティッシュより100倍やっかいです。朝からブルーです。
さて、先日、LIXIL主催の講演会を聞きに行ってきました。
住環境についての研究をしている大学教授の講演で、とても興味深いお話だったので少し内容を書かせていただきます。
健康と住宅の共生についての話でした。
日本では、寒い季節、1~3月、12月の死亡率が高いのだそうです。
しかし、昔(1900年台前半)は、今とは逆で、夏の死亡率が高く、1950年頃から徐々に逆転したのだそうです。
寒さは人を殺す、ということです。
兼好法師の「家づくりは夏をむねとすべし」という有名な一節がありますが、
これはもう今では全く逆で、「冬をむねとすべし」です。
日本は長寿大国ですが、
平均健康寿命は
男 70歳
女 74歳
平均寿命は
男 80歳(健康寿命+10年)
女 86歳(健康寿命+12年)
+の期間は、要介護の状態ということです。
日本の医療は世界的に見て、治療の分野は進んでいるけれど、予防の分野は遅れているのだそうです。
では、病気を予防し健康寿命を延ばすにはどうすればよいのでしょうか?
生活習慣(食・運動・生きがい)はもちろん、住環境(万病のもととなる寒さを排除した暖かい家に住む)ことが大切なのだそうです。
Q値=1.9(熱損失係数、低いほどよい)レベルの家づくりをしてください。と講演会は締めくくられました。
ちなみにクアトロ断熱のQ値=1.69以下です。
暖かい家で、健康に暮らせる方が増えるよう、これからも0宣言の家をおすすめしていきたいと思います。