広島市・呉市で注文住宅を建てる工務店《小田原ハウジング》

医師が認める

本物の健康住宅

歯科医師 安日 純 先生

『歯』も『人の体』も、
環境を整えることが一生の価値になる。

どんなに完璧な治療をしても、削らない歯にはかなわない。
「痛くない、抜かない、削らない」をテーマに日夜最先端歯科治療を追求し、あらたな常識を打ち立てる。

歯科治療の常識を変える「削らない、抜かない」治療

 「いかに削らないか」をずっとテーマにしてきました。歯は削れば削るほど弱くなっていきます。いくら治療しても、時間が経つと再び悪くなり、また治療が必要になる。そういう患者さんが8割にものぼっているのが現状です。しかし、悪いところは削るか、抜くか。外科的治療しかない従来の歯科医療に長い間疑問とストレスを感じていました。

 患者さんにとって負担の少ない方法を模索していたあるとき、アメリカで行われている「ドッグスベスト」という治療法に出会い、対応の仕方が劇的に変わりました。虫歯をまったく削らずに患部を洗浄し、無菌状態にしてペースト状のドックスベストを充填するだけなのです。しかも、それ自体に殺菌効果があって、治療した部分の進行や再発がない。探し求めていたものはこれだ! と思いました。
 さらに、これまでの常識なら抜くのが当然の、歯周病でグラグラになった歯ですら、抜かずに1週間ほどで改善する治療法を見つけることもできました。最近では、健康な歯を削らないブリッジ、針金のない入れ歯も取り入れています。私と同じように、「口中の負荷を最小限に抑えることが患者さんの利益になる」と考える歯科医は世界中にいたのです。もちろん私は臨床医ですから、結果がすべて。しかし、こうした内科的治療を行うことでかえって治りが早くなり、再発が少ないという臨床結果が出ています。これはまぎれもない事実です。

 今、私がもっとも力を入れているのは「矯正」の分野です。従来の矯正が常時器具を装着するのに対して、来院のたびに装置を使ってあごを少しずつ前に成長させ、その人にとって正しい位置にもっていく治療法(成長期の小児には「バイオブロック」、小学校高学年~大人には「ランパ」を施術)を行ったところ、耳鼻科領域にまで改善がみられました。あごの発育が遅く、小さいためにのどの器官が圧迫されて軌道が狭くなり、口呼吸しかできない子どもが鼻呼吸できるようになったり、耳鼻科に11年間通い続けていた鼻づまりの症状がピタッと治まったり、ぜんそくの症状が改善したりと、歯並びがよくなるだけでなく、元気になる子どもが続出しています。さらには楽に鼻呼吸できることで姿勢がよくなったり、小顔になって可愛くなったりするのを目の当たりにし、口腔内の環境が一生に影響を与えることを実感しています。矯正は専門外でしたが、あごの位置を正しくするだけで身体能力まで上がることがわかったら、やめられなくなってしまいました。

英国のミュー博士が開発した画期的な矯正技術「バイオブロック」。
日本でマスターの称号を与えられた医師は4人だけという。安日先生はその一人。
写真に写っているのはDr.ミューご本人

精神の休まる環境がいい健康状態をつくる

共通の友人を通じて建築コンサルタントの澤田升男さんと出会ったことが、私にとってはもう一つの転機になりました。自分と同じ、もしかしたらそれ以上に「目の前にいる人をよくすること」ばかり考えている澤田さんに人間的魅力を感じ、何度もお会いするうちに、耳慣れない生体エネルギーという農業の土壌改良に使われる技術を知り、住宅に生体エネルギー資材を入れたらアトピーがよくなった、花粉症の症状が改善されたという話を聞いたことがきっかけで、クリニックにも取り入れてみようと思ったのです。

 変化はすぐに表れました。まず「しらべ」といって、そこから発生する電波で人のエネルギーを高めてくれるという装置を数台入れたところ、待合室の雰囲気がガラッと変わったのです。それまでは患者さんの数が多いこともあって、予約を取ってもらっても1時間以上お待たせすることが多く、患者さんがイライラして、受付にもストレスがたまるという悪循環が慢性的に起こっていました。ところが「しらべ」を入れた途端に不思議と穏やかな雰囲気になり、苦情が一切なくなったのです。これは大きかったですね。

 また、壁や床、水の元に生体エネルギーを使ったところ、歯医者独特のにおいがまったくといっていいほどなくなりました。特に、歯科は石膏などを使うので、それが流れないようにするトラップという受け皿に水がたまったまま休診日を迎えると翌日のにおいがすごかったです。

 しかし、そのにおいもなくなって、患者さんから「うがいをするときにおいがしなくなった」と言われたときには、本当によかったと思いました。

 あくまで個人の感想ですが、治療もやりやすくなったように感じています。口腔内の環境をよくすることで元気になっていく人をたくさん見ていると、空間もストレスがないか、そこにいて気持ちいいか、精神的に休まる場所かということが重要だと感じます。家も同じで、心地いい環境をつくってあげれば、それだけいい健康状態を保つことができる。それが究極だと思います。

安日 純 先生 プロフィール

1958年、山形県生まれ。日本顎咬合学会認定医、バイオブロック・マスターほか数々の資格を持つ。所属学会は日本歯周病学会、日本顎咬合学会、日本感染症学会、日本抗加齢医学会、日本糖尿病協会など。1997年、高畠歯科クリニックを開業。現在は理事長。

高畠歯科クリニック
山形県東置賜郡高畠町大字上平柳2099‐2
0238‐58‐0814
http://www.takahatasika.com/