CONCEPT

さらに健康、快適に

「エコウィンハイブリッド」

空気は目に見えないけれど、私たちが生きていく上では欠かせないもの。
だからこそ住まいの素材にはこだわりたいが、さらに発想を進化させ、
空調も体に優しいものを選べないだろうか。
そんな思いから「ゼロ宣言の家」が注目したのが、
世界発のハイブリット型輻射式冷暖房システム「エコウィンハイブリッド」だ。
その特徴を紹介していこう。

輻射式冷暖房の原理

輻射熱とは、空気を介さずに物質に直接作用する熱のこと。一般的なエアコンは暖かい空気、冷たい空気によって室内の温度を調整するが、輻射熱は物質そのものに作用する。そのため、冬は部屋全体に熱を伝え、足元までポカポカに。夏は、部屋全体を冷やし、まるで蔵や洞窟の中にいるようなひんやり感を作り出すことができる。

エアコンとエコウィンハイブリッドの体感温度の違い

一般的なエアコンと輻射熱の原理を利用したエコウィンハイブリッドでは、どのような違いが見られるのだろう。それぞれの環境での体感温度の違いを調査したデータを確認してみよう。まず、冬場の場合、エアコン暖房の場合は、室内に置かれている荷物の温度が低い(青い)が、エコウィンハイブリッドでは、人だけでなく周囲の荷物の温度まで上がっていることがわかる(黄色・赤)。部屋全体に作用するからこそ、自然な心地良さを感じることができるのだ。

経済的メリット

イニシャルコストは高くなるが、ランニングコストが下がるため、使えば使うほどお得に。そしてエアコンだけを稼働するより快適空間を実現
※早稲田大学環境総合研究センターにより評価済。高性能エアコン単体運動比

エコウィンハイブリッドの優れた特徴として、経済的であることもあげられる。
既設エアコンを動力源としているので、電気代はエアコンを使った分だけ。
しかも、エアコン自体は微風・弱風運転で良いため、エアコン単体で空調するよりも、消費エネルギーを最大34%ダウンが可能に。
また、エアコン自体も疲弊せず、長持ちする。

10のポイント

1-ランニングコストが大幅に下がる
 最大で34パーセントの使用電気エネルギーを削減
2-従来の輻射式パネルに比べて消費エネルギーを約79%削減できる
3-エアコンに持続するだけで利用できる
4-本体に同源力がないため、耐久性に優れている
5-エアコンは微風・弱風で良いため、エアコン自体も長持ちする

6-エアコンの風は感じないのに、まる蔵や洞窟の中にいるようなひんやり感
7-冷房時は除湿機能が働き、サラッと快適な空間へ
8-暖房時、室内全体が温まり、まるでひなたぼっこをしているような心地良さに
9-室内に温度ムラができにくく、足元もポカポカに
10-エアコンの風がほとんど吹かないので、室内にホコリやハウスダストが舞い上がらない