資料請求

Earthquake resistant -耐震-

「ダブル配筋ベタ基礎」

foundation_01
日本はどんな風土の国なの?そう問われれば、
私は「湿度」と「地震」の国と答えます。
きっと、そう答えても全く言い過ぎではいないと思います。

世界のマグニチュード6以上の大きな地震の約20%は
ここ日本で起こっています。

そして、311以降、
100日間で日本に起こった地震の回数は1008回にも及びます。

2011年に、マグニチュード6を超える規模の地震回数は
・・・・105回にも及びます。私たちは、日本というこの国に
住む以上、地震と共に、地震と向き合って生きていくしかないのだと思います。万全の、盤石の備えが必要なのだと思います。
私たちは、ここ数年で起こりうるであろう大地震に万全な対策を行う必要があります。
その為に、最低限必要な工法をここでご紹介します。


ダブル配筋ベタ基礎工法 〜大災害時に、無傷に近かった施設〜

阪神大震災、中越地震、そして東日本大震災で、唯一無傷に近かった建物施設があった事を、ご存知でしょうか?
その施設はなんだと思いますか?
それはガソリンスタンドです。
あの大きな災害時に、自衛隊の駐屯基地はどこに設置されたかご存知でしょうか?
それも、ガソリンスタンドでした。

foundation_02

多くの石油を貯蔵する以上、地震がくるたびに壊れてしまうような造り方はしていないんですね。とにかく基礎が強いのです。
鉄筋の量、コンクリートの厚み、設計構造上の造り方。
当社のべた基礎の構造は、このガソリンスタンドと全く同じ構造になっています。
多くの被害状況を見て、なぜ、ガソリンスタンドにだけ、
行列があるのか。当時は当たり前に見ていましたが、よくよく考えると不思議な光景だったのです。


ベタ基礎工法

基礎にはべ夕基礎と布基礎がありますが、
小田原ハウジングではべ夕基礎を標準としています。

ちなみにこの写真は布基礎が地震で座屈してしまっている写真です。

地震座屈写真 室内画像鉄幅

布基礎は地震には非常に弱いと言えると思います。
ベタ基礎はプール上にベースを造ってしまい、一体で基礎を造り荷重を面で支えます。
布基礎は立ち上がりを独立させて、造るため荷重が点でかかります。

foundation_04
べ夕基礎の良さは、建物が地面に沈み込む力を小さく
すること。そ して、地盤に対して 建物の荷重を均等
に受けられることです。外周と主要壁を縁 取りする
布基礎に比べ、べ夕基礎は1枚岩のようになっている
ので、面全体で揺れを抑えつけ、地震や台風などの
衝撃を効果的に地盤へ逃がすことができるのです。

さらに耐震性を高めるために「コーナー八ンチ」を施工します。建物には台風や地震によりねじれの
力がかかり、このねじれを基礎は受け止めます。特に、基礎の隅には強い力を受けるため、
斜めのコーナーハンチ(三角)を造り基礎の剛性を高めています。

foundation_05
ここまでは、ごく当たり前の前の工法だと思います。
ここからもう一工夫することが、大きな地震が来た時の分かれ目になると思っています。


ダブル配筋ベタ基礎工法

では、大災害時に無傷であった高強度の基礎工法とはどう違うのかご説明いたします。
まず、コンクリートの特徴を簡単にご説明します。

foundation_06

コンクリートは圧縮にはとても強いのですが、
引っ張りに弱いという特徴があります。

上からの荷重ストレスがかかると、コンクリートの下部に
ストレスがかかり、割れてしまいます。
また逆も同じく、下からの突き上げの力が働くと、
上部にストレスがかかり割れてしまいます。

そのコンクリートの割れに対して粘り強くするために、
鉄筋が入っていますが、大きな地震などのストレスですと
一本の鉄筋だけではカバーしきれずにコンクリートが割れます。

ここまでは、ごく当たり前の前の工法だと思います。
ここからもう一工夫することが、大きな地震が来た時の分かれ目になると思っています。
これに対して、コンクリートの引っ張り力という弱点に対し、上からの荷重、下からの突き上げ、
どちらの応力に対しても対応しているのがダブルで配筋する大きな意味になります。

また、ダブルの配筋を組むという事は結果的にベースの基礎の厚みが変わります。一般的なベタ基礎では150mm厚です。
が、このダブル配筋での施工時には250mm厚のベースの厚みがとれます。

foundation_07

この250mmのベースの厚み&13mmのダブル配筋の基礎構造。
これが災害時に無傷であったガソリンスタンドや消防署と同じ基礎構造です。

foundation_08
大きな地震が来ることはもはや万が一ではありません。
近い年に必ず来ると想定し、
万全の備えをすることが私たち建築に係る人間の役割だと思います。